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乗り鉄_5日目_青森、五能線、秋田、東京へ

 5日目最終日は、特別目的③の「リゾートしらかみ」で、新青森から弘前経由で五能線に入り、津軽半島の付け根を横断しました。

 途中に車内で津軽三味線の生演奏も行われ、リゾート気分を盛り上げ、日本海の絶景と有名な白神山地を見ながらの楽しい5時間のロングランでした。


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 新函館北斗から「はやぶさ」で1時間、新青森から「リゾートしらかみ」で5時間、秋田から「こまち」で東京へ4時間、東京から総武線で約1時間。延べ11時間の、思いっきり遠回りの帰宅でした。

 4泊5日乗り鉄を堪能しましたが、さすがに疲れました。ブログにアップするにも時間がかかりました。お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

乗り鉄_4日目函館へ_謎のお姉さん

網走駅の定番撮影。「もう2度とここには戻りません」(^^)/

 

 網走からもホテルの朝食をパスして始発の札幌行き「オホーツク」に乗り、約5時間で札幌へ。札幌で1時間の待時間の間に弁当と、最終日に絶対必要な指定券も買う。

 札幌から函館への「北斗」は自由席にしたので出発前の少し早い時間に並びました。
特に「おときゅう」期間は、乗り鉄の人が多いと思います。バックパックジーンズでTシャツやアウトドアブランドシャツにサファリハットか目出し帽。分厚い時刻表を持っている人も多い。男女老若に関係なくその筋の人はすぐ分かります。私と同じ。Just lile me(^^)/

 ここで私たちの前に並んでいるお姉さんに軽く「どこまで行くの」と声かけると、同じ函館までとか。カラフルでオシャレなシャツに白のスマートなパンツで小型のスーツケース。聞いてもいないのに何度も「おときゅう」で回っていて、今回は友だちと来たが、その友達は仕事があるので飛行機で先に帰ったとか。私の知る鉄ちゃとはずいぶん違うが、鉄ちゃんやないか!

 札幌を出発後、今回3度目となるハプニング。伊達紋別の駅で「車両の異常を知らせるランプが点灯しましたので、停止して安全確認します」と。運転士のような人が車両の横を目視して回ってきていました。15分位止まって「異常は認められないので出発しますが、この先再度安全点検する場合があります」


 ここで違う席に座っていた謎のお姉さんに再び声かけることになり、鉄ちゃんと知っていたので、「すぐこの先、室蘭本線礼文駅と静狩駅の間に小幌駅という、車や歩いては来れない秘境中の秘境駅があります」と教えると、目を皿のようにして一緒に探されました。

小幌駅 海岸に歩いて出れるが車では来れない

トンネルとトンネルの間5秒位。動画で撮った一瞬 駅名見えるかなあ~

 また、そこを通過後「左に海岸と美しい駒ヶ岳が見えます」と言うと、これは良く知っていたようでしたが、美しい駒ヶ岳を喜んでいました。君は駒ヶ岳より美しい(^^)/

 

 そして函館到着。謎のお姉さんは、道南いさりび鉄道国鉄色ディゼルカーを見つけ「写真を撮ってから行く」と。私は連絡船「摩周丸メモリアルシップ」を見に行くと告げて別れました。一期一会ではあるが、鉄ちゃん仲間でまた会いたいなあ~。謎のお姉さんでした。

 「摩周丸メモリアルシップ」の見学。

 昨年は青森駅で同じような「八甲田丸メモリアルシップ」を見ていますが、それに比べると船の大きさはほぼ同じだが、見学できるところは限られていました。係の人と雑談すると「これは函館市の所有で財政が良くないので、青森県青森市の管理とはずいぶん違うでしょうね」というお話でした。

 函館から新幹線リレー快速に乗って、新函館北斗駅前のホテルに泊まる。

 続きは、また明日。

 

乗り鉄_3日目網走へ

 根室市のキャッチコピーは「朝日に一番近い街」とか。確かに本土最東端で日の出は早いでしょう、でも私の感想は「霧と曇りで、いつも朝日なんか見えんのとちゃうか?」。実際この日は見えませんでした。

 3日目の朝も早朝0535発の花咲線で釧路へ戻る。乗り鉄の話題としては「根室駅」は最東端ではありません。根室駅に入るひとつ前の「東根室駅」が最東端です。車窓から見ました。下りたら次の列車は3時間後になる(^^)/


 釧路へ戻る途中、厚岸駅でハプニング。前夜花咲線では保線作業をしていて、根室からの一番列車には間に合うはずとのことでしたが、遅れにより列車は足止めされ、バスによる代行輸送になりました。幸か不幸か釧路からの一番列車はもともと代行バスが予定されていたので、偶然厚岸駅に用意ができたようです。JRの職員もおられました。客は17,18人くらいで、私のような気まま時間自由人はさほど影響受けませんが、釧路で札幌への特急へ乗り継ぐ人などは大変です。
 そして、バスで偶然私の横になったお姉さんは、何とこれから空路乗り継ぎで沖縄・石垣に行くところだとか。「え~、日本の東から西と言うか、北から南への最長距離旅行じゃないですか!」こんな人もいるんだ。

 代行バスは、札幌への連絡特急に5分程度遅れたようですが、待たせていました。この特急から他に乗り継ぐ人もいるでしょうから判断も難しいと思うのですが、今回の対応判断は良かったと思います。
 なお、沖縄へのお姉さん(私のような関西出身者は、女性を必ずお姉さんと呼びます。若いか、おばちゃんか、おばあさんか関係ない(^^)/)は、空港連絡バスの4分前だったので、私が人助けのつもりで「すいません、このお姉さん連絡バスの時間がないので、下車優先させてあげて下さい」と言ってあげました。間に合ったかなあ?


 釧路では少し時間があったので、定番のフィッシャマンズワーフや炉端焼き街を少し散策。私は何度か来ていたので特に感想はありません。

 釧路からは釧網(せんもう)線。

 季節観光列車「ノロッコ釧路湿原号」特別目的②に乗る。観光列車で、売店やそれなりの案内はありましたが、過去に釧網線は乗っており、確かに湿原の中を走るのですが、ほとんどは林の中を走っている感じで、湿原の見えるポイントは限られており、一般の人もちょっとガッカリじゃないかなあと思います。湿原を見るならやはり車で移動し、展望台など登るなどしないと広い湿原を感じられないし、タンチョウや鹿など見えないと思います。


 私たちは観光列車の終点、塘路(とうろ)駅で降り、塘路湖湖畔を散策。カヌーツーリングする人を多く見ました、楽しそう。また偶然に湖の中の水草のところに鹿を発見! ガイドしている人に聞くと「時々、泳いできて水あびしてますよ」


 塘路駅から網走に向かう列車に乗り、ここで本日2回目のハプニング。「この先の線路に車が落ちたとの情報で、安全確認できるまで出発を見合わせます」「そこで、終点の網走駅で札幌行きの最終特急に乗り継ぐお客様は申し出てください」。列車内は少しパニック。結局15人くらいが、用意された2台のジャンボタクシーで網走駅に向かいました。「他の人でもそれなりに予定はあるだろうからなあ~」と思いつつ、今日網走に泊まる私たちはのんびりと待ちました。

 1時間くらいして「安全確認できたので出発します」乗客の中から拍手がおこりました。ありがとう。実際、事故現場付近にはパトカーとJRの係員がいましたが、ちょっと見には線路に転落したような感じではありませんでした。

 1時間以上遅れて網走駅に到着。でも何と最終連絡特急がまだ待っていました。途中駅から乗る人もるだろうし、札幌までは届けなければならないという使命感からでしょうが、朝の件と違って今回の対応はどうかなあ~と思った次第です。
 下車する際多くの乗客は運転士に「ご苦労様」と声かけしていました、美しい。私もJR職員の方々に「ご苦労様、ありがとう」と言いたい。

 なお、私は法律上の詳細は知りませんが、鉄道であれ航空機であれ、切符を買うという事は「目的地まで届ける」という契約をした事になるらしい。「時間的に(たとえ翌日に)遅れてでも、連れて行く責任がある」という事らしい。逆に言えばそれだけが責任。宿泊やその他の損害については原則責任を負わなくてもいいが、ケースバイケースでしょうね。

続きは、また明日。
 

乗り鉄_2日目根室へ

 ホテルの無料朝食をパスして、0648札幌発「おおぞら」で釧路、1103釧路発「快速はなさき」で今回の特別目的①花咲線を走り、1318に根室へ着きました。

 花咲線は133キロのロングローカル線で、どうしても一度乗っておきたいと思っていました。日常では見られない広大な原野と、牡蠣で有名な厚岸(あっけし)湖のあたりでは、翌日行く釧路湿原より湿原を感じられました。
 列車は1両。その筋の人(^^)/でほぼ満席、みんな車窓にかぶりつきでした。また、寒冷地仕様というのか、エアコンは無く扇風機は当然として、なんと窓が2重。初めて見ました。これはアップする価値がある(^^)/

 着いた根室はまだ午後2時頃なのに曇って13℃! その日東京は40℃近かったとか。

 根室駅から路線バスで納沙布(のさっぷ)岬へ。アホな乗り鉄ですが社会勉強もします「返せ北方領土」。水平線に歯舞諸島水晶島貝殻島灯台が見えます。本土との最短中間ラインへは1.85キロ。「手漕ぎボートでも、泳いでも行けるやん」「拿捕されるゾ」そんな話をするくらいでした。

 また、ここ望郷の岬公園に「オーロラタワー」があります。後でネットで調べると1987年に笹川良一北方領土返還運動の象徴として建設し、竣工当初は、地元の漁師の妻らが展望台にのぼり、携帯無線機で沖合の夫らにソビエト連邦側の警備艇の接近を知らせたというとうい記事がありますが、2020年コロナの影響で休館していて再開の予定は分からないとの事です。
 とても大きな規模で(高さ98メートル)何もない原野に忽然と建っています。国防上の管制塔かと思ったほどでビックリしました。

 続きは、また明日。

乗り鉄_1日目札幌へ

 JR東日本の「大人の休日倶楽部パス」、通は「おときゅう」と言うらしい。東急ストアの特売じゃないよ。

 学生時代や会社員ではかなわなかった時間をかける(時間を使う)自由旅をする。定年退職後1年ちょっとで、既に4回目の利用となりました。

 今回は今までの東日本4日間15270円でなく、東日本+北海道拡大版5日間26620円を使い、乗り鉄友達のTさんと札幌・根室・網走・函館泊りの5日間の乗りまくりです。

 1日目は、0640自宅出発、0820東京発「はやぶさ」から、新函館北斗乗換1234発「北斗」で、1604札幌着への約9時間のロングランです。

 札幌に2007年から4年半住んでいて、既に青函トンネルは開通していたので、今はなき大阪への夜行列車「トワイライトエクスプレス」や、新青森から函館へのリレー特急「白鳥(だったかな?)」で青函トンネルを通った思い出がありますが、北海道新幹線で通過するのは初めてでした。

 いつも気まま旅なのでできるだけ自由席にするのですが、新函館北斗での乗り換えでは多数の人が乗り込むと思い、事前に指定席をとっており着席できました。予想の通り、「はやぶさ」も「北斗」もほぼ満席でした。

 札幌までの移動は経験があるので、特別なレポートはありません。新函館北斗駅で現在行き止まり、札幌への工事が見える写真を添付します。早く開通するといいですね。


 夜はEちゃんと11年ぶりの再会。健康で再開できて本当に嬉しかった。食事は定番の札幌ビール博物館でのジンギスカン。お互い真っ白な頭、体重の増加を言い合いましたが、大笑いの食べ飲み放題でまた太ってしまった(^^)/

 これは平凡な写真ですね(^^)/ 明日に続く。

佐倉ラベンダーランド

 ラベンダーは寒冷地に栽培されると思っていましたが、千葉のテレビで「佐倉ラベンダーランド」が紹介されたので見てきました。マンションの庭はベランダー(^^)/

 まだ開園間もない為か、半年前のカーナビ情報にはありませんでしたがGoogleMapにはありました。千葉の特に船橋鎌ヶ谷、佐倉の郊外は真っすぐな道が全くない!紙の地図があってもこんなクネクネ行けるかという程の迷路でした。

It was just made and wasn't in the car navigation system. 

You need Google Maps to go.

佐倉ラベンダーランド

 規模は小さく、ラベンダーもその他の花のボリューム感もまだありませんでしたが、ポプラも植えられ北海道富良野のイメージで作らていて美しく良かった。

 以下は、去年7月初旬の富良野ファーム富田

富良野ファーム富田 遠く十勝岳連邦が見える

 

天橋立_股のぞき

 学生時代のテニス仲間と毎年1回集まって楽しんでいますが、20,21年はコロナでできず、3年ぶりに集まることができました。今回は京都の天橋立近くのリゾートホテルで、テニス、温泉、BBQも楽しみ、2日目の午後は天橋立を観光してきました。関西出身ですが、実は天橋立には行ったことがなくこの観光も楽しみにしていました。

 と言う訳で、テニスでなく観光のリポートです。
 天橋立駅は京丹後鉄道の駅ですが、JRも大阪や京都から直通で乗り入れています。駅から徒歩10分ほどでビューランドリフト・モノレール乗り場。これに乗って展望のビューランドに登りました。標高が上がるにつけ。内海、外海、天橋立(砂洲)が見渡せてきて絶景でした。


 愉しみは、お約束の「股のぞき」です。「頭をさかさまにして見ると、遠くにある物体が小さく、全体的に遠ざかって見える錯覚」の研究でイグノーベル賞をとられた先生の話でさらに有名になっています。
 ま、普通にしては面白くないので、うけ狙いで反対向きにしましたが、まじめに「反対や」という笑い声が聞こえました。「ギャグ、ユーモアの分からんやっちゃ」


 展望所から下りて、文殊の知恵の「智恩寺文殊堂」にお参り。※文殊とは、頭の良くない者でも、三人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶという事。

 今回「七人寄って、文殊の知恵」(^^)/


 梅雨時期のジメジメ感があり大変暑く、海岸に出てかき氷をいただく。もう今にも泳ぎ出しそうな人でいっぱいでした。

 帰りは、天橋立駅から京都への直通特急で快適な旅でした。