次に現代美術のゴッホとゴーギャン、ピカソの紹介です。
この美術館のアンケートで一番人気はこの「ひまわり」だそうです。私は「ひまわり」というと日本の損害保険会社が何億円かで購入したということしか知らなかったのですが、ゴッホは「ひまわり」を7つ書いて残したとのことです。
ここにはその7つの「ひまわり」が展示されて一度に見ることができます。うち1つはなんと日本の芦屋の個人が所有していたのですが、戦災で焼失して現存していません。ガイドの説明では、最初の4つはゴッホが実際のひまわりを見て書いたそうです。
残りの3つは自分の絵を見て書いたそうです。
最近の確かプリンターのテレビコマーシャルで「妻が名画にはまった」というのがありました。ゴッホとゴーギャンを間違えて笑いをとっていました。これはゴーギャン
ゴーギャン、ポール「マリアを拝む」メトロポリタン美術館(YN)
「われわれは何処から来たのか?われわれは何者であるのか?われわれは何処へ行かんとしているのか?」ボストン美術館
ピカソの作品はどれも有名で多数展示されていますが、一番は「ゲルニカ」でしょう。パリ万博に出展依頼があったが、直前にナチスによるスペインのゲルニカへの攻撃があり戦争の悲惨さをわずか1ヶ月で書き上げ出展したというのも有名な話です。
ピカソ、パブロ「ゲルニカ」レイナ・ソフィア国立美術館(マドリード)
「窓辺に座る女」 「自画像」 ピカソ美術館(パリ)