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鳴門ドイツ館

 高速道路で大阪に向かうとき、板野ICを過ぎて左側に教会の塔ようなものが見えていつも気になっていました。調べて見ると「鳴門ドイツ館」で、これは第一次世界大戦時、青島で俘虜(ふりょ)となったドイツ兵を収容した「板東俘虜収容所」の史料館とのことで行ってきました。

 私が3年もかけて覚えたただ一つのドイツ語(^0^)
 Deutsche haben Deutsch als Muttersprache
 ドイチェン、ハーベン、ドイチェ、アルス、ムターシュプラーヘ
 ドイツ人はドイツ語を母国語としている

 

ホームページでの紹介
 ドイツ兵を収容した「板東俘虜収容所」が存在しました。板東俘虜収容所では、所長である松江豊寿をはじめとした管理スタッフがドイツ兵の人権を尊重し、できるかぎりの自主的な生活を認めていました。そのため、ドイツ兵たちは元々優れていた技術を活かして様々な活動に取り組み、中でも盛んだった音楽活動においては、ベートーヴェンの「交響曲第九番」を、アジアで初めてコンサートとして全楽章演奏しました。また、ドイツ兵たちは地域の住民とも交流を深め、親しみを込めて「ドイツさん」と呼ばれるようになるほど打ち解けていました。こうしたエピソードから、板東俘虜収容所は模範収容所と評価されました。
 鳴門市ドイツ館は、板東俘虜収容所で過ごしたドイツ兵たちの活動の様子や、地域の人々との交流の様子を展示した史料館です。ドイツ兵たちが板東でどのような生活を送っていたのか、地域の住民とどのように関わり合ったのか、なぜドイツ館が創設されたのかなどを、具体的に知ることができます。中でも、第九初演のエピソードが映像とロボットで語られる「第九シアター」は見所です。是非一度、奇跡の歴史をその目でお確かめ下さい。

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 第一次大戦については、私たち日本人の記憶・知識は少ないと思います。自分自身は地理は好きですが、歴史が苦手というか興味がなかったことを恥じています。
 還暦を過ぎたころから人類史、世界史に興味がでてきてずいぶん本を読むようになりましたがまだまだです。今さらながら歴史を知らねばならないと思います。特に近代史は、第一次世界大戦からはよく学ばなければならないと思います。

 

おまけ
Ich liebe dich   イッヒ リーベ ディッヒ
I love you

Vergiss mich nicht フェアギス マイン ニヒト
Forget me not   私を忘れないで(^0^)