椰っ子の実ブログへようこそ

メール連絡は yasshinomi.hatenablog@gmail.comへ

インフェルノ_ダン・ブラウン

 「インフェルノ」と聞けば、私の世代の人はまず映画「タワーリング・インフェルノ」を思い浮かべると思います。
 地上550メートル・138階、サンフランシスコにそびえ立つ世界最大の超高層ビルが、その落成式の日に地下の発電機の故障から火災を発し、やがて数百人の生命を飲み込む炎の地獄と化して燃え上がる。その大惨事を中心に、直面した人々のドラマを描く1975年公開のパニック映画です(wikipediaより) もう45年も前の公開になるのか!本当に怖かった。

 でも、今日紹介するのはダン・ブラウンの小説「インフェルノ」です。2016年映画公開もされましたが、私は観ていませんでした。
 現在コロナウイルス状況下でちょっと不謹慎ですが、この小説は人類が長く生存し続けるために、人口爆発を抑えるウイルスを天才遺伝子工学の専門家が作り拡散させようとする話です。ブックオフで文庫本を買って読んでみました。
 小説のあらすじなどはネットに多数あります。ねたバレになってはいけないので、角川文庫の表紙写真とそこにあった簡単なコメントを引用します。

f:id:yasshinomi:20200406215638j:plain

角川文庫より

「地獄」。そこは“影"――生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂――が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている? 医師シエナブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の〈地獄篇〉に事件の手がかりがあると気付くが――。


 なお、偶然ですが、映画での主演トム・ハンクス(主人公のロバート・ラングドン教授)が今回の新型コロナウイルスにオーストラリアで感染したが、回復して無事アメリカに帰ったというニュースがありました。

よかったですね。これが言いたかったのか(^^)/