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8時ちょうどの「あずさ5号」で

 2号じゃないんだなあ~。狩人の「あずさ2号」は今の60歳代なら知らない人はいないと思います。都会での暮らしに終止符を打ち旅立つ。これとイルカの「なごり雪」は鉄道での別れの心境を歌った2大名曲だと私は思います。

 鉄道オタクの人は、現在では下り列車が奇数、上り列車が偶数と知っていますが、77年当時は上り下り列車のそれぞれに付番されていたので、新宿発8時ちょうどの「あずさ2号」は存在していました。このあたりの鉄道ネタは、以下の文春オンライやWikipediaを参考にみてください。

 そんな訳で、新宿発8時ちょうどの「あずさ5号」で松本経由南小谷まで乗り、そこからJR西日本に乗り換え糸魚川まで行く。春まだ浅い安曇野信濃路の車窓と、糸魚川フオッサマグナミュージアムを見ることが目的でした。

週刊現代22年4月16日号より

 いや~、車窓からではあるが安曇野、白馬山麓はとても美しかった。晴天で空は青、高い山には残雪の白、新緑の緑、麓には菜の花の黄、桜のピンク。駅弁、ビール、美しい車窓、日本に生まれて良かった。

 

 南小谷から糸魚川まではJR西日本の経営状況からし廃線やむなしの感もあり、今のうちにぜひ乗っておきたいと思っていました。

 糸魚川はフォッサマグナの西の端にあたり、ご存じ「糸静線」が走っているというか通っています。ジオパークでもありブラタモリでも紹介されていました。タモリでなくても地理、地形、地質、鉱物好きな人には聖地だと思います。糸魚川での時間が少なかったので、駆け足になってしまい少し残念でした。

 糸魚川からは今回の宿である上越妙高へ向かうには、新幹線なら一駅であっという間ですが、乗り鉄として、えちごトキメキ鉄道で直江津を経由し、上越妙高へ向かうことにしました。続きは、また明日。