コロナ禍で、高校野球の予選も無観客で行われていましたが、準決勝からは5千人の範囲で一般観客も観戦できるとのことでした。残念ながら決勝の木更津総合VS専修大松戸のチケットは手に入らず、ローカル放送局「千葉テレビ」で観戦しましが、凄い試合でした。
詳しい経過は報道に譲るとして、木更津総合に守備のミスがなければ勝てていた試合でした。逆に言えばミスがあったのに最後の最後まで勝つチャンスにつないだのはりっぱでした。専修大松戸はよくぞ13回延長タイブレークまで粘り、さよなら満塁弾で見事勝利を手に入れました。両校アッパレ。
出展:千葉日報
高校野球の予選決勝ほど、天と地の差になるものはないと思います。もう何年も前ですが、どことどこが対戦するのかさえ知らないまま、偶然に千葉県大会の決勝戦を球場で見ることがありました。試合としてはハラハラの逆転劇というのではなく、エラーの絡むような展開もありましたが、生で観戦して緊張感もよく伝わってきました。
どちらの応援者でもないのですが、感動したのは試合終了後。
勝ったチームは、観客も含め大歓喜!
負けたチームは、それこそ奈落の底への落ち込み。選手は泣き崩れる。
しかし、負けたチームの応援団がすばらしかった。泣きながら負けた相手校に「フレー、フレー、***」とエールを送る。勝ったチームも「フレー、フレー、***」と答礼する。美しい!、今思い出すだけでもウルウルしてしまいます。
既にプロ化され、商業主義のオリンピックとは違う。これだから高校野球ファンはやめられない。