ホテルの無料朝食をパスして、0648札幌発「おおぞら」で釧路、1103釧路発「快速はなさき」で今回の特別目的①花咲線を走り、1318に根室へ着きました。
花咲線は133キロのロングローカル線で、どうしても一度乗っておきたいと思っていました。日常では見られない広大な原野と、牡蠣で有名な厚岸(あっけし)湖のあたりでは、翌日行く釧路湿原より湿原を感じられました。
列車は1両。その筋の人(^^)/でほぼ満席、みんな車窓にかぶりつきでした。また、寒冷地仕様というのか、エアコンは無く扇風機は当然として、なんと窓が2重。初めて見ました。これはアップする価値がある(^^)/
着いた根室はまだ午後2時頃なのに曇って13℃! その日東京は40℃近かったとか。
根室駅から路線バスで納沙布(のさっぷ)岬へ。アホな乗り鉄ですが社会勉強もします「返せ北方領土」。水平線に歯舞諸島の水晶島と貝殻島の灯台が見えます。本土との最短中間ラインへは1.85キロ。「手漕ぎボートでも、泳いでも行けるやん」「拿捕されるゾ」そんな話をするくらいでした。
また、ここ望郷の岬公園に「オーロラタワー」があります。後でネットで調べると1987年に笹川良一が北方領土返還運動の象徴として建設し、竣工当初は、地元の漁師の妻らが展望台にのぼり、携帯無線機で沖合の夫らにソビエト連邦側の警備艇の接近を知らせたというとうい記事がありますが、2020年コロナの影響で休館していて再開の予定は分からないとの事です。
とても大きな規模で(高さ98メートル)何もない原野に忽然と建っています。国防上の管制塔かと思ったほどでビックリしました。
続きは、また明日。