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経済ネタ_東芝株公開買い付け

経済ネタ3

 東芝株はヒヤヒヤでした。いつどうしてこの株を買ったのか思い出せないほど前で、それからずーと塩漬けにしていました。
 その間、ご存じのように不正会計問題などあり、信用失墜、株価暴落、企業破綻もささやかれ、まさかこの大企業がと思いました。



 そして、事業の切り売りなど、あの手この手で上場を維持していましたが、とうとう経営者側も投資家と合意し、株式を公開買い付けし、いったん上場廃止し、物言う株主を排除して、企業を再成長させ、いずれ再上場させるという計画になりました。

 一般に、創業経営者は上場して莫大な資産を得るものですが、上場するとなると、物言う株主も現れるので、企業防衛のためには相当な神経を使うのでしょうねえ。上場せず自分だけの意志・責任で企業経営するか、さっさと売っ払って大金持ちの引退生活を送ればいいのにねえ。

 

 直近の株価は、当然ながら公開買い付け価格近くになっており、さっさと市場で売ろうかと思いましたが、まれな経験なので公開買い付けに応募することにしました。
 ハテどうするんだろう?送られてきた資料などを読むと、公開買い付けに応募するには、公開買い付けを代行する証券会社(今回はSMBCに日興証券)に株を移して、そこで応募操作をするとの事でした。

 



 新たな証券会社に口座を作り、今預けている証券会社から移さなければなりません。面倒、時間がかかる、手数料は必要?いろんな疑問が生じましたが、公開買い付けに応募しようと思った以上対応しなければなりません。

 

結果的に、
①SMBC日興証券に口座をつくる。ネットで口座作成操作はできるが、金融機関に口座を作る以上、郵送で送られてくる資料にも返送が必要。
②元の証券会社に株を移管するための手続き書類を請求し、これに書いて郵送で返送した。
③これに基づき元の証券会社が処理する。一般には手数料が要るそうだが、SMBC日興証券に聞くと、条件によってはこの手数料を受け入れ証券会社が負担するとの事だったが、私のこの会社は元々無料だった。元の証券会社を出てから(明細が消えてから)SMBC日興証券に入庫するまで4~5日かかり、ちょっと不安だった。
④受け入れたSMBC日興証券のネット上で公開買い付けに応募する操作をした。
⑤9月21日に公開買い付けが成立し、27日に自分の銀行口座に送金できるようになるとの事です。

 

 こんな感じです。確かにめんどくさい。でもこのようなことをきっかけにいろいろ疑問・興味を持ち、あまり役に立つとも言えないが結構勉強になりました。ま、少しの株を持ったのは、株価や一般経済に興味を持つことであり、紙くずにもならず少しの利益も生んでくれて、まあよかったです。

 あまり興味のない人には、つまらない情報でした。
以上。