飛行機ネタも時々書いています。
先日、羽田20時発(元々の定刻は18半時だが悪天候と整備の問題で遅れた)福岡行のJALが、福岡での着陸許可時間に間に合わず引き返した。しかも関空で燃料補給して羽田に戻ったのだから、深夜3時になったというニュースがありました。
ニュースやSNS、YouTubeにも多数投稿されていますので事実の詳細は割愛しますが、私も2007年4月札幌に悪天候で着陸できず羽田に引き返されたことがあり、2019年12月(このブログを始めた頃)に投稿しています。
このような場合、誰もが聞きたいことがいっぱいあると思いますが、決して「よくある質問」にはないというのが私の結論です。ケースバイケースでしょう。法律の専門家ではありませんが「輸送約款」では「とにかく目的地まで届ける義務と責任がある」らしい。言い換えれば、遅れても(たとえ翌日になっても)送り届ければいいのですが、客商売からするとこれでは終われないでしょうねえ。
今回JALは一人に2万円を渡し、翌日の便を提供したそうです。旅行を取りやめた人にはおそらく全額返金しているでしょう。他にいろいろなケースをいっぱい聞いてみたいなあ~。
元々深夜に福岡到着予定だから、一般的にその後の予定は少ないでしょうが、早朝に特別な予定のあった人、仮に昼の国際空港なら海外便に乗り継げなかった人もいるかもしれません。パックツアーなら先に続けられません。
JALなら翌日に臨時便を出してでも対応するでしょうが、LCCでは絶対無理です。航空会社にしてみれば「輸送約款」による限定責任と誠意のバランスになるのでしょうね。
一部の乗客のコメントによると、この便の乗客は冷静であきらめたとのことです。そりゃ~騒いでも何とも成らんわ(^^)/ 旅行に際しては、私だって早め早め、もしバス電車が遅れたらというリスクをいつも考えていますが、難しいですね。
最後になりますが、JALのスタッフ・関係者は、それこそ寝る時間もなく対応されたことと思います。ご苦労さま、ありがとうと申し上げます。